「けじめをつける」から「自分を高める」へ

新潟市 西脇 拓

 2015年3月に卒業を迎えました、西脇拓と申します。
 祖父の代から続く写真館の3代目です。

 大学中退の私が産能に入ったのは、大学を卒業してけじめをつけるためでした。
 写真屋の仕事をする上では、大学を中退していることが足を引っ張るようなことはありませんでしたが、やるべきことを途中で投げ出してきたことへの引け目を感じている自分をどうにかしたいという強い気持ちが心にありました。

 実際に産能で学習してみて、効率的に単位を修得できる仕組みと、充実した学習内容に、光を見出した心地がしました。
 また先生方の手厚いご指導のおかげで、さらに充実した学びが得られたと感じています。
 一見、私の写真屋の仕事は産能の学習内容とはあまり関係のなさそうに思われますが、全くそんなことはありませんでした。
 学習したことを活用して新事業を確立させ、多くのお客様にお喜びいただくことができています。
 なにより、自分がどうあるべきか、なにをするべきか、ということを考えそして行動する力が備わったと自負しております。

 「けじめをつける」ために始まった産能での学びでしたが、素晴らしい仲間や先生方のおかげで「自分を高める」ための学びに進化し、私にとって、非常に価値のあるものとなりました。

 そして、今度はこうして校友会の皆様の仲間に加えていただくことになり大変光栄です。
 さらに学びを深めるとともに母校の発展のお力になれればと思います。